建築と健康 健やかな空間・健康的な食事で、心と暮らしをととのえる。
どんなことでも自然や環境そして人を手掛かりに、心をもって仕事をする。
建築を通して豊かな空間の価値を創りだす。
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昨今の木造住宅は地球にやさしい建物を目指し、様々進化しています。
断熱性能、気密性能、耐震性能、換気性能、省エネ性能など高いレベルとされる建物が増えてきました。性能を謳う企業も多くみるようになりました。
高性能な建物をつくることは大切です。しかし一番優先されるべきなのか。私は、建築に携わる中で疑問を感じ始めました。本当に良い建物、
一番優先するべきことは違うのではないかと考えるようになりました。
ある日、住宅建築の過去に戻ることにした。そして、私なりに一つの答えにたどり着きました。
高水準は当たり前と考え、その中で新しいこと、古いこと両極を生かす。
機能・性能的なだけの建物にするのではなく、その根底にある建主、家族の想いをみぬく。
根となる想いから考え導きます。
当社が目指すべきは、「建築と健康 自然と環境 人を手掛かりに心を込めて暮らしをととのえるお手伝いをする」です。
1950年以前に建てられた住宅は、田の字の間取りが多く取り入れられていました。
私のおじいちゃんの家もそれに近い間取りでした。
にわ(土間)だいどこ(食事場)でい(居間)なんど(寝室)おくのま(座敷)えんがわが
あり、襖や障子で仕切られる空間、家の奥まで風が吹き抜け、冬は堀炬燵に脚を突っ込み、
夏は麻の蚊帳の中でひと時を過ごす。いつだって雑魚寝ばかり、そんな空間で家族の会話が絶えず聞こえ、子どもたちが集まれば走り回り大黒柱に登
り遊んでいる。同じ空間で過ごすことはとてもステキなこと。
光が入り、風が通り、人の音が聞こえる、それが一番居心地が良い。生活の真ん中には家族との距離が近いことが一番いい。
好きな空間があれば心地よい、そこから生活が豊かになる。
ここ東京でも新しいことと古いこと両極を融合し、心地よい空間、豊かな生活ができるお手伝いをします。
付加価値
光、風、緑を最大限に取り入れ、
四季を感じること。

古いものを大切にする。
自然素材を使う。

心地よい空間を導く。

守り続ける、後世に残す。
